介護施設の基礎知識

介護が必要な状況になってしまった場合、介護施設を利用することになります。しかし介護施設といってもさまざまな種類がありますし、提供されるサービスもいろいろとあります。その中からもっとも適した施設とサービスを選ぶためにはその内容をしっかりと把握している必要があるのです。
また、介護を巡る現状も知っておくべきでしょう。急速な高齢化の進行、そして介護サービスの需要増によって施設の設置が追いついていない状況です。特別養護老人ホームなどは入所している人と入所を希望しながら入れずに待機している人がほぼ同数程度とも言われています。何が問題なのか、解決するためにはどのようなことが課題となっているのか、といった点も把握しておくべきでしょう。

また、介護施設の利用に関しては要支援か、要介護かの認定が大きなカギを握ります。要支援に認定されるか、要介護に認定されるかで受けられるサービス内容が大きく変わってくるのでこの点の把握もしっかりとしておきたいところです。
それから介護施設やサービスの質。介護者の日常生活のケアを重視しているのか、それともリハビリテーションを重視しているのか、あるいは医療面の治療や看護がメインなのか。健康状態はもちろん、生活環境なども踏まえた上で施設とサービスの選択を行う必要も出てくるのです。

それから費用の問題。費用は利用する介護施設の種類や受けるサービスの内容によって異なってきますが、それ以外にも要介護認定の区分ごとの介護保険の限度額、あるいは本人・世帯の収入環境によっても変わってきます。食費や居住費は介護保険の対象外で自己負担である点も忘れずにいたいところ。
このように、介護施設を利用するためにはあらかじめ知っておきたい基礎知識が多数あります。ここでは理想的な環境をスムーズに見つけるために役だつ知識について取り上げてみました。